ユーザーローカルは、グロービス社に対し、社内業務効率化を目的として、人工知能を活用した自動応答システムであるサポートチャットボットを提供開始したことを発表した。
サポートチャットボットは、60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービス。
JTBや鎌倉市など数多くの企業や官公庁に導入されているとのことだ。
グロービス社では、以前より社員から管理部門へ質問が多く寄せられており、対応の効率化が課題となっていたという。
そこで今回ユーザーローカルはサポートチャットボットをグロービス社に提供し、約300通りの質問・回答をチャットボットに学習させ、社員からのよくある質問に自動対応することを可能にするとしている。
チャットボットで質問対応が自動化されることによって、今まで質問対応で業務を中断せざるを得なかったグロービス社の管理部門が本来の仕事に取り組めるようになり、生産性の向上を実現。
また、質問する側の社員にとっても、問い合わせをする担当者を探す手間もなくなって疑問点を即時解決でき、スムーズな業務ができるようになると期待しているとのことだ。
今後もユーザーローカルは、サポートチャットボットを通じてグロービス社の、社内問い合わせ対応の効率化、社員満足度の向上を支援する方針を示している。