出光興産は8月12日に4ヵ国、7拠点をつなぎ、小中学生を対象とした、オンライン「こども参観」を実施したと発表した。

こども参観は、仕事と家庭を両立する社員が男女ともに増えている中、親子のコミュニケーション促進と、子育て世代への職場の理解を深める機会の創出を目的に19年より実施している。

今回は、コロナ禍の状況下であるため、今できる範囲の中で工夫し継続することが必要と考え、次世代育成支援として、こどもが親の働く企業や社会を知る機会の創出を目的に、オンラインで開催したとのことだ。

参加者は自宅で視聴

当日は、国内4拠点、海外3拠点から社員のこども達19名が参加。

挙手して質問する様子

製油所・石油化学工場を有する千葉事業所からエネルギーの安定供給や安全管理の重要性を紹介するとともに、ハノイ事務所(ベトナム)から燃料販売における、日本と海外のサービスステーション(以下、SS)の違いなどを紹介したとしている。

質疑ではこども達から、海外のSSに関する疑問や、24時間操業している製造現場への率直な質問があったという。

参加した子どもたちからは、「ベトナムにある出光のガソリンスタンドは、日本式の丁寧な接客で好評ということが分かり、すごいと思った」、「父がどんな仕事をしているのか知ることができた。また、製油所やガソリンスタンドが日本に限らず海外にもあることが分かり、父の会社は世界に展開していてすごいと思った」というコメントが寄せられたとのことだ。