一般社団法人Tリーグ(以下、Tリーグ)と小学館集英社プロダクションは、学校教育現場をはじめとする若年層への卓球普及を目的に戦略的業務提携をすることを発表した。


2018年に発足したTリーグは、男女計8チームに世界トップクラスの選手が所属し、秋から春にかけて日本全国でスピードと迫力に満ちた試合を展開している卓球の国内リーグ。
現在、卓球界では世界ランキング上位選手の低年齢化が進み、世界トップの外国人選手と対等に渡り合う選手を育成するためには、若年層の強化を進めることが必須となっているという。
「世界No.1の卓球リーグを実現する」という理念を掲げるTリーグにおいても、世界で活躍するトップアスリートを育成するシステムの実現を目指しており、今後はU-6カテゴリーの強化を進める方針であるとのことだ。
一方、小学館集英社プロダクションは、50年以上の歴史とともに教育サービスのノウハウを培っており、「教室事業」「児童館・学童事業」「公共施設事業」「保育園事業」「ベビーシッター事業」「託児事業」「通信教育事業」の7つの教育事業を展開し、「教育」と「メディア」の経験を掛け合わせた「エデュティメント」を推進している。
また、2015年からはスポーツを軸にしたプロジェクトが始動し、様々なスポーツ競技団体と取り組みを行っている。
今回、Tリーグと小学館集英社プロダクションは、エデュティメントの領域を中心に戦略的業務提携をすることで、未来あるたくさんの子どもたちに卓球に触れてもらい、卓球を通して様々な学びを体験できる機会を提供するとしている。
具体的には、Tリーグが推進するU-6カテゴリーの強化に向け、メディア事業や教育事業といった小学館集英社プロダクションのアセットを活用し、教育現場における卓球の普及へ向けて今後協議を進めていくという。
Tリーグと小学館集英社プロダクションは、子どもたちの未来、ならびに卓球の未来を支える取り組みに期待してほしいとのことだ。