ヤフーは、「Yahoo! MAP」アプリ(iOS版、Android版)で提供している混雑レーダーをアップデートし、小売店や商業施設周辺の混雑状況を3種類のアイコンで表示し、すぐに混雑状況を確認できる機能の提供を開始したことを発表した。
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また、トップページに混雑レーダーボタンを設置しアクセスしやすくするとともに、混雑状況が確認できる施設を約2万件から約5万件に拡大したとしている。
Yahoo! MAPでは、ユーザーの混雑を避ける行動の支援と「新しい生活様式」の推進のため、終了していた混雑レーダーの提供を2020年4月から再開し、小売店や大型商業施設、行楽施設周辺の混雑状況を確認できる新機能の追加などを実施してきた。
その結果、現在の混雑レーダーの利用者数は、提供終了時(2020年1月末時点)の利用者数の約5倍に増加したという。
今回、さらなるユーザーの混雑回避を支援する機能として、ユーザーが1タップのアクションでより手軽に混雑レーダーを利用できるようにするため、混雑レーダーの表示ボタンをYahoo! MAPトップページに設置。
また、ユーザーが各施設周辺の混雑状況をひと目で分かるようにするために、混雑レーダー上で各施設周辺の混雑状況を青(普段より空いている)、緑(通常程度の混雑)、赤(普段より混雑)の3種類のアイコンで表示する機能の提供も開始するとのことだ。
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さらに、スーパーマーケットや薬局などの小売店やショッピングモールをはじめとする大型商業施設や動物園、水族館などの行楽施設周辺の混雑状況が確認できる機能の対象件数も拡大。
同社は、新しい生活様式の推進とともに、ユーザーの混雑を避けた行動を支援するため、今後もYahoo! MAPなどのサービス向上に努めるとしている。