Amazon Airは、Shell Aviationによって供給され、World Energyによって生産された、最大600万ガロンの持続可能な航空燃料(SAF)を確保したことを発表した。
SAFは、北米のバイオ燃料サプライヤーの1つであるWorld Energyによって製造され、World EnergyとShell Aviationは、企業が航空の脱炭素化を可能にするSAFソリューションを開発するために協力したという。
Amazonは気候公約への取り組みにおいて、事業の脱炭素化と2040年までにゼロカーボンを目指している。Amazon Airは、Shell Aviationと協力して、パートナーや他の航空会社が使用するSAFを確保し、パートナーや他の航空会社で使用できるようにしたとのことだ。
SAFは、再生可能な資源から得られ、標準的な航空燃料よりも少ない炭素排出量を生成する。今回、同社が確保した混合燃料には、食べられない農業廃棄物の油脂の原料が含まれており、二酸化炭素排出量を最大20%削減する力があるという。
なお、この燃料は、同社が運営する一部の空港の既存の燃料供給に追加される。Amazon Airは、SAFへの投資することで、同社の事業からの炭素排出量の削減を支援すると同時に、持続可能な燃料業界を構築していくとのことだ。