米ディズニーは、現地時間7月11日に、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートが営業を再開する。

これにあたり、米国旅行協会や同社の健康専門家チームに加え、CDC(疾病管理予防センター)をはじめとする行政や自治体の保健当局の指導を考慮した上で、安全衛生対策の基準を策定し、運用していくと発表した。

健康・ウェルネス
入念に管理されたパーク環境で、感染リスクを減らすための対策を実施。

・ゲストの限定
・キャストおよびゲストの体温計測
・キャストおよび2歳以上のゲストの双方へフェイスカバーの着用
・手洗いと手指消毒剤のステーションを増加
・応急処置の拠点にて経験豊富な看護スタッフが対応

洗浄・消毒

・頻繁に触れる表面や交通量の多い場所での洗浄頻度を増加
・ホテルなどの清掃頻度の増加
・ゲスト到着前にすべての部屋に高度な清掃を提供

テクノロジーソリューション

・ディズニーアプリにて、手の消毒剤設置個所を表示
・オンライン決済を導入
・物理的距離を維持できるようにすることができるようにするテクノロジーソリューションを導入

キャストメンバーのトレーニングと職場の安全

・キャストメンバーは、対策および手洗い、病気の際の自宅待機を徹底
・個人の健康と衛生の継続的な重要性に関する追加のトレーニングを受講
・作業エリアでの掃除の頻度を増加
・毎日の検温

ゲストと一緒に
ゲストには同社の新しいポリシーを認識・実践できるように案内を実施。

・ガイドラインを踏まえたゲストとのコミュニケーション
・パークやリゾート内において健康と衛生対策、ソーシャルディスタンスなどについての看板を追加
・6月から実施している「Together We Can Make Today Make Today Incredible」 キャラクターを中心とした健康・安全キャンペーンを導入

同社は、これらのプランを毎日実施し、ゲストやキャストメンバーがパークおよびリゾートに戻ってくることを楽しみにしているとのことだ。