全国でプラスチック製レジ袋の有料化が7月1日より実施される。

対象となる事業者は、プラスチック製買物袋を扱う小売業を営む全ての事業者となる。主な業種が小売業ではない事業者(製造業やサービス業)であっても、事業の一部として小売業を行っている場合は有料化の対象になるとのことだ。

有料化の対象となるのは、購入した商品を持ち運ぶために使用する、持ち手のついたプラスチック製買物袋。

あらゆるプラスチック製買物袋を有料化することにより、過剰な使用を抑制していくことが基本としている。

環境性能が認められ、その旨の表示がある以下3点は対象外としている。こうした袋への転換を進めるなど、環境価値に応じた価値付け等を推奨しているとのことだ。

  1. プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの
  2. 海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの
  3. バイオマス素材の配合率が25%以上のもの

なお、価格も売り上げの使途も、事業者自ら設定することとなっており、1枚あたりの価格が1円未満になるような価格設定をすることは有料化にあたらないとのことだ。