「セグウェイ」の名称で知られる立ち乗り電動二輪車の生産が7月15日に終了することが明らかになった。

機動性に優れた自立型マシンであるセグウェイは、「夢の発明」と世間を賑わせ、重心を移動させ運転する方法が話題となり、ショッピングモールや空港の警備などに利用されていた。

また、観光のアクティビティとして活用され、セグウェイゴルフが楽しめる施設や、横浜や箱根などでセグウェイに乗り都市や自然の中を巡るツアーなどが企画されるなどし、「未来の乗り物」として日本国内外を問わず一世を風靡した。

しかし、累計14万台を販売したが、5,000~6,000ドルという高い価格設定などの要因により、一般層へ普及せず、販売が振るわなかったという。

なお、セグウェイ社を買収した中国のNinebotは、今後も移動用マシンを開発していくとのことだ。