ムーンスターは、“使われてこそ価値のあるものをつくる”ブランドとして、ムーンスターのものづくりの哲学を体感できる「ALSO MOONSTAR(オルソー・ムーンスター)」を福岡市中央区薬院に6月27日にオープンすることを発表した。
ALSOでは「Made in Kurume」のスニーカーをメインとしたプロパー全アイテム、コラボなどの限定品、また、足回りに関連するセレクトアイテム、靴を製造する過程で出る廃材をリユースしたオリジナルプロダクトなどを展開していく予定であるとのことだ。
店舗設計のコンセプトは、「惜しみない手間」。国産を中心に据えた初の旗艦店として、ムーンスターが積み重ねてきた真摯なものづくりへの姿勢を表現す るために、日本建築の基盤である、大工・左官・石工の職人たちによる本質的な空間を目指したとしている。
また、デジタル上でもユーザーと直接つながり、価値観を共有し、一緒にものを使うことを考えていく場所「In Use」を6月19日に公開。
In Useは、ムーンスターのものづくりやその周辺にある価値観をていねいに共有し、“使うこと”について考えていく場所であるという。
サイト名「In Use」は「使われている」という意味。使われてこそ価値のあるものをつくるブランドとして、使うことについて考えていくという意志を表しているとのことだ。
暮らしの一部となり履かれているムーンスターの靴を、アーカイブとして残していく“ユーズ ドムーンスター”、ムーンスター愛用者のライフスタイルや共通点を紹介する“私とムーンス ター”、福岡・久留米で見られる佇まいを切り取る“いい佇まい”、ムーンスターのものづくりを 象徴するはなしをまとめた“10のはなし”など、様々なコンテンツを順次アップしていくとしている。
同社は、これからは価値観を軸にしたコミュニティも大事になっていくと考えているという。ムーンスターが大切にしている価値観を共有できる人々と繋がり、より深い情報を、互いに発信しあえる場をつくりたい、という想いから今回店舗およびメディアをオープンしたとのことだ。
今後は、コミュニティブランドとして、 ユーザーと新しい繋がりをつくっていくとしている。