公益社団法人ガールスカウト日本連盟、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟、公益財団法人東京YWCA、公益財団法人日本YMCA同盟、公益社団法人日本キャンプ協会の5団体が、新型コロナウイルスの影響により、日本国内での青少年の健全な成長のための諸活動が失われている現状を危惧し共同声明を発表した。
今回発表された共同声明では、新しい生活様式での青少年活動の再開として、感染予防対策を徹底して行い、活動を再開するとしている。再開する活動は、青少年の自然体験活動および青少年の人材育成活動。
また、新型コロナウイルス感染拡大による不安や恐怖から引き起こされる「嫌悪・差別・偏見」が人々の心や家庭、社会に感染し、分断されていくことに強い警鐘を鳴らし、その抑止力としてのプログラムを、再開する全ての活動に取り入れていくとしている。
そのほかにも、地域社会と連携し、行政や企業、地域の各団体に協力、支援を呼びかけ、次代を担うリーダーシップの育成に継続して取り組むとのことだ。
なお、世界的ネットワークを持つ青少年教育に関わる5団体は、オンライン教育だけでは代替できない五感を使った学び・体験の機会を決して無くしてはならないと強く感じているという。