テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」は、6月中旬にリリースされる新機能「PayPerView(ペイパービュー)」内に、高品質CGで製作された特別なバーチャルステージでオンラインライブを行える「ABEMAアリーナ」を6月21日にグランドオープンすると発表した。

また、ABEMAアリーナでの第1回目公演として、ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」初のフル3DCG空間を活用したオンラインライブツアーを独占配信するとしている。

今回、生配信が決定したオンラインライブツアーは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けライブや演劇など多くの興行が中止や延期を余儀なくされている中、オンラインライブにて生配信をすることで、多くの人に音楽やエンターテインメントの力によって笑顔や元気になってもらいたいという願いのもと実現。同社初の大型オンラインライブツアーであるとのことだ。

ABEMAアリーナでは、高品質なフル3DCG空間による新時代のバーチャルステージを実現。

エンターテインメント産業における収益化のデジタルシフト支援を専門に行うONEと3DCGを活用した動画の制作を行うCyberHuman Productionsのサイバーエージェントグループ2社の協力のもと制作され、ARや3DCGを駆使した演出など、新たなライブ体験をできるとしている。

公演は、6月21日21時、7月26日21時、8月16日21時の全3公演行われる。PayPerView機能にて、各公演3,500コインで視聴でき、リアルタイムで生配信を見ることができなかったユーザーは、放送中の番組を最初から視聴することができる「追っかけ再生機能」で視聴が可能。

同サービスでは、現在国内に3台しかないリアルタイムに人物と3DCG空間を合成して撮影ができる「バーチャル撮影システム」をはじめとした最新テクノロジーを用いて、実際のライブ会場とは違う新たな視聴体験を新時代のオンラインライブとして提供していくとのことだ。