「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、国内外での新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休館としていたが、政府の緊急事態宣言の解除、並びに東京都の展示施設(博物館、美術館、図書館など)に対する休業要請の解除を受け、6月5日より、入館制限等の感染防止策を実施の上で、再開すると発表した。
チームラボプラネッツ TOKYO DMMは、チームラボの水に入るミュージアム。同館は、東京都感染拡大防止ガイドラインに従い、以下の対策軸を掲げ、感染防止策を実施するという。
入館人数の制限
従来から混雑緩和のため30分ごとの日時指定電子チケットによる「事前予約制」であったが、再開後は密集回避のため、さらに、各時間枠のチケット販売数を制限するという。
入館事前対策
以下にあてはまる人は、チケット料金を払い戻しのうえ入館を断るとしている。
・発熱、咳、呼吸困難、全⾝倦怠感、咽頭痛、⿐汁・⿐閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充⾎、頭痛、関節・ 筋⾁痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状がある人
・新型コロナウイルス感染症の陽性と判明した者との濃厚接触がある人
・同居家族や身近な知人の感染が疑われる人
・2週間以内に外国から帰国または渡航履歴のある人
施設内における感染防止策と来館者へ協力願い
また、施設内における感染防止策として、以下の実施および来館者への協力を求めるという。
・マスクの着用、「咳エチケット」の励行、手指の洗浄および消毒
・入館前に非接触型体温検知システムによる検温
・館内の作品を鑑賞する際は他の利用者と2メートルほどの間隔をあける
・館内は換気空調設備が24時間稼働
・館内清掃・除菌作業を強化
・新型コロナウイルスに感染した場合は同館まで連絡をする
なお、上記の内容は、今後政府および東京都の協力要請などにより、急遽変更する可能性もあるとのことだ。