クックパッドは、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、横浜農業協同組合(以下、JA横浜)、神奈川県信用農業協同組合連合会(以下、JA神奈川県信連)、農林中央金庫(以下、農林中金)と連携し、地産地消型の農畜産物・食材販売を開始すると発表した。
クックパッドマートは、地域の生産者や販売者と、消費者をつなぐ様々な仕組みを開発している。JA横浜は、横浜市内に13箇所の「ハマッ子」直売所を運営し、直売所における従来の対面販売形式のほか、さらなる消費拡大をめざしインターネット販売などの若年層へのアプローチが可能な販売チャネルの検討も進めてきた。
クックパッドマートは、このような状況を受けて、JA横浜と連携。横浜全域の生産者がクックパッドマートに出店して、地域の消費者に食材を販売できる環境作りを実現したという。
そして今回、JA横浜の営農経済センターみなみ集荷場にクックパッドマートの共同集荷所を設置。JA横浜が出店者となり、市内農家が生産した横浜産の農畜産物・食材の販売を5月22日より開始するという。
また、JA横浜の営農経済センターに設置した共同集荷所を活用し、JA横浜以外の地域生産者・販売者向けの共同集荷サービスも順次開始する予定であるとのことだ。
なお今回の試みは、クックパッドマートにJAが出店する初の試みであり、JA神奈川県信連・農林中金との連携により実現することができたという。
クックパッドマートは、今後、JA横浜の運営する他の施設・直売所にも共同集荷所を設置し、横浜全域の生産者に向けた共同集荷サービスの提供を拡大していくとのことだ。
さらに、JAグループとのさらなる連携により、他JAや他地域の生産者の販売機会を創出すると共に、地域ブランドの魅力を発信することで、地産地消を推進していくとしている。