ヤフーが運営するインターネットオークションサイト「ヤフオク!」にて、一般ユーザーでも“モノ”の出品を通じて社会貢献に参加できる「エールオークション」カテゴリを開設したことを発表した。

同カテゴリに出品し落札された際、落札額は、「Yahoo!基金」が運営する「新型コロナウイルス感染症『医療崩壊』防止活動支援募金」に寄付されるという。

エールオークションは、新型コロナウイルス感染症に対する全般的な活動支援を目的とした特別なオークション。現在、テーマである「モノでつなぐの支援バトン」を実現するため、さまざまな団体に声掛けをしているという。

そして、今回同施策を拡大し、一般のユーザーが所有する身近なアイテムを出品することで、新型コロナウイルス感染症対策に関する活動への寄付に参加できる仕組みを開始。

出品は、エールオークションのトップページに設置している「売って応援」から出品フォームに移動することで、簡単に行うことができる。同募金は、医療従事者のサポートや感染リスク軽減活動の分野で役立てられるとのことだ。

同社は、今後もエールオークションをはじめ、運営するサービスにおいて、新型コロナウイルス感染拡大の影響による支援など、さまざまな対策を実施するとしている。

なお、同社が落札代金を全額受領し、必要経費を差し引いたうえで寄付するとのこと。同社への収益はないとしている。