神戸市が、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、市民生活および市役所内の業務において課題が発生している中、全国のスタートアップから新型コロナウイルス対策となり得るテクノロジーや提案を募集することを発表した。
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具体的には、審査を行い、選ばれたスタートアップへは開発支援金(上限50万円/件)を提供。市民によるテスト利用や市役所業務の中での試行導入・実証実験を経て、成功したモデルは同市での実装も検討するとのことだ。
同市は、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指しており、市民サービスの向上と新たに直面した喫緊の課題を解決するサービスの開発を共に目指すスタートアップを募る「Urban Innovation KOBE」という取組みを行っている。
今回はUrban Innovation KOBEのプロジェクトの一環として新型コロナウイルス対策を実施するとのことだ。
募集テーマは、データ解析や感染恐れ確認、困窮事業者支援、市民生活支援などのための技術としており、具体例として、IoTやAI、情報発信、支援プラットフォームなどを挙げている。一次審査および二次審査を実施後、審査の通った提案に関しては、採択企業との調整の上、実証実験が行われる。