WHOとユニセフが、国連財団とスイス慈善基金が運営する「COVID-19連帯対応基金」を通じて、新型コロナウイルス対応に協力することで合意を発表した。 

COVID-19連帯対応基金は、国連財団とスイス慈善基金によるWHOの要請により設立され発足。WHOの戦略的準備と対応計画をサポートすることにより、これまでにないグローバルな対応を促進するという。

これは、個人や組織がパンデミックに取り組むためのWHOの世界的な取り組みに直接貢献する唯一の方法であるとのことだ。

これまで同基金は、世界中の219,000人以上の個人と90を超えるグローバル企業および組織から1億2700万ドルを調達している。

また、合意の一環として、基金からの資金の最初の部分は、世界中の脆弱な子供たちやコミュニティの活動のためにユニセフに送られるという。

集められた資金は、特に新型コロナウイルスを予防、検出、治療するためのコミュニティと医療従事者の訓練と装備に使用され、治療と予防ワクチンの研究開発を加速するために使用するとのことだ。