イオンが、イオンスタイル海老江およびイオン藤井寺ショッピングセンター(以下、イオン藤井寺SC)は、使用電力の100%を再生可能エネルギーで賄う店舗として運営を開始すると発表した。
なお、イオン藤井寺SCはすでに開店しており、イオンスタイル海老江は2020年3月28日開店予定となっている。また、再生可能エネルギー100%の店舗は、同社で初となる。
同社は、2018年3月に「イオン 脱炭素ビジョン2050」を策定。2050年までに店舗で排出するCO2などを総量でゼロにすることを目指している。また、国際社会全体で再生可能エネルギーへの転換を目指す国際イニシアティブ「RE100」に参画している。
同2施設では、新たな省エネルギーの取り組みを行うことに加え、イオン藤井寺SCでPPAモデル(※)により太陽光発電電力の自家消費を行っている。太陽光発電で不足する分の電力に関しては、関西電力の「再エネECOプラン」により再生可能エネルギーを調達しているという。
また、イオンスタイル海老江でも同プランによる再生可能エネルギーの調達を行うとのこと。
同社は、脱炭素社会の実現に向け、今後もグループをあげて再生可能エネルギーの活用をはじめとする様々な取り組みを推進していくとしている。
(※)PPAモデル:「Power Purchase Agreement(電力販売契約)モデル」の略でPPA事業者が電力需要家の敷地や屋根等を借り太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を需要家に販売する事業モデル