LINEが、同社が提供する各種法人向けサービスにおいて、LINE APIと接続できるアプリを提供する「LINEマーケットプレイス」、およびLINEの法人向けサービスを対象とした認定資格「LINE Green Badge」を新設することを発表した。

LINEマーケットプレイスは、LINEの法人向けサービスにおいて、「LINE公式アカウント」などのサービスを対象として、LINE APIと接続できるアプリケーションを提供するサービス。2020年秋以降に提供を開始予定だ。

LINEマーケットプレイス

同サービスを利用することで、各パートナー企業はLINE APIを活用しクライアント課題を解決する自社のソリューションを販売することが可能。さらに企業は、マーケティング、カスタマーサポートでの活用などそれぞれの活用シーンや目的に応じたソリューションを購入・導入することが可能となる。機能の独自開発が不要なため、購入〜利用開始までが短期間で、かつオンライン上で完結できることが大きな特長だという。

同サービスは、これまで企業が抱えていた情報不足や導入リードタイムの長さという課題を解決するとともに、LINEと連携可能な質の高いアプリケーションを提供することで、幅広い企業へのLINEの普及を促進していくとしている。

なお、LINEマーケットプレイスでのソリューション提供は、LINE公式アカウントとAPI連携しているツール等を提供するパートナー企業等によって行われ、提供にあたっては別途同社による審査が実施される。

またLINE公式アカウントおよびLINE広告において、その知識や運用スキルを認定する資格制度「LINE Green Badge」を2020年4月以降に新設。この二つのサービスを扱うパートナー企業を主な対象とし、オンラインプログラムによる認定バッジの付与、およびLINEの「認定講師(仮)」としてセミナー開催等が可能となる、個人を対象とした資格の付与などを行っていく。

なお、LINE Green Badgeは、「Basic」と「Advanced」の2レベルにおいて認定されるとのことだ。