クボタとマイクロソフトが、クボタのデジタルトランスフォーメーションの推進に向けて、複数年にわたる戦略的提携を発表した。

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この提携によりクボタのITインフラやSAPなどの基幹システムを、信頼性の高いクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を基盤とするクラウドに移行。Microsoft Azureを標準基盤にすることで、クボタは業務を合理化し、イノベーションを加速するとともに、ソリューション提供型のビジネスへの移行をめざしていくとのことだ。

さらに両社は、AI をベースとした新たなソリューションを開発し、食料・水・環境の事業分野で展開していく予定だとしている。

クボタは、世界各地のニーズに応じた農業機械を通じ、増大し続ける食料需要に応える一方で、水環境分野では、水道管から水処理施設に至るまで豊富な製品群でトータルソリューションを提案している企業。今回この取り組みを加速するために、マイクロソフトが技術を提供し、両社それぞれの専門性を発揮して協力し、持続可能な社会の実現に貢献していくとのことだ。