マイクロソフトが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、遠隔教育の支援を発表した。
中国にて、新型コロナウイルス感染症によるアウトブレイクが始まって以来、同社の教育機関の顧客は遠隔授業への移行を行い、学生たちの学びを継続するという成果をあげてきた。
同社はこの移行を少しでも容易にできるように支援したいという考えのもと、Microsoft Teamsを無償で教育機関へ提供しているが、今回、米国、イタリア、日本、韓国の学校が遠隔授業に移行する中で、新たに教職員の方にOffice 365 A5を6カ月無償提供するという。
これにより、ライブイベントや電話会議に無料でアクセスできるようになり、最大1万人の参加者の会議を主催することでリーチを拡大できる。
また、オンライン授業にダイアルインで参加できる機能により、ネットワーク環境が整っていない学生のアクセスも可能になるという。
さらに、教師と職員へのサポート提供も行うための教育リソースなどを開発したとのことだ。学生へ向けては、保護者が子供たちを適切にサポートできるよう、学生と保護者のための遠隔授業ガイドを作成した。
なお、新たに開設された Remote Learning Community により遠隔授業に関してユーザーが持つ疑問に対して回答も行うとしている。