Facebookは、新型コロナウイルスの大流行に対応し、人々へ安全に情報提供するための世界的な公衆衛生コミュニティの活動を支援しているという。
1月に世界保健機関がコロナウイルスを公衆衛生上の緊急事態と宣言したことを受け、いくつかの措置を講じたと発表した。
具体的な内容は、「新型コロナウイルスに関する誤った情報と有害なコンテンツの制限」、「正確な情報とWHOや地元の保健省などの役立つリソースに人々をつなぐ」、「パニックを引き起こしたり、特定の製品が治療を保証したり、人々がコロナウイルスに感染するのを防ぐことを意味する広告を禁止する」、「医療用フェイスマスクを販売する広告と商業リスティングの一時的な禁止」、「WHOに、コロナウイルスの応答に必要なだけの無料広告と他の現物サポートを提供する」という5点。
更新情報があった場合は引き続き追加していくとしている。
また、Facebook社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が、同社が救援活動を支援するための2,000万ドルの寄付をしたことを発表した。
さらにInstagram上では、信頼できる機関の情報提供を行う取り組みが発表された。
To help people get relevant and up-to-date resources, we will start showing more information from @WHO and local health ministries at the top of Instagram’s Feed in some countries. pic.twitter.com/czAHYItlEx
— Instagram Comms (@InstagramComms) March 13, 2020
日本国内では、厚生労働省のページへのアクセスとなる。
同社は、そのほかにもユーザーが安全に情報を入手できるように努めており、関連する広告の禁止や正確な情報の発信を行っているとのことだ。