みずほ銀行は2020年3月12日に、住宅ローンの借り入れを検討中の人の利便性向上を目的として、ネット住宅ローンにおいて 3月23日よりAIを導入した住宅ローンシミュレーションサービス「みずほAI事前診断」の提供を開始すると発表した。

従来のネット住宅ローンでの「事前審査」においては、人の手を介した審査のため、回答まで数日かかることもあったという。同サービスの導入により、業務プロセスの一部をAIを用いた機械学習モデルによるシミュレーションに置き換えたことで、所要時間の大幅な短縮化が可能となった。

同行は、今後も同審査モデルの精度向上に向けた管理サイクルの機動的な運用の実現を目指すという。これにより、マーケット環境変化に即応できる審査運営を可能とし、良質な貸出資産としての住宅ローンポートフォリオの健全な増強を図るとのことだ。