一般財団法人LINEみらい財団が、数学検定協会、学研ホールディングス、市進ホールディングス。教育情報サービス(以下、KJS)と連携し、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となり授業を受けられない全国の中学生・高校生を対象に、LINEのアカウント上で5教科の学習動画などの無償提供を開始したことを発表した。
LINEみらい財団は、LINEが、CSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため設立された一般財団法人。LINEが取り組んできた情報モラルやプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでいる。
同法人は、今回の全国一斉休校を受け、LINE公式アカウント「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」を開設。アカウント上で、国語・数学・理科・社会の学習動画を無償で提供し、中・高校生の自宅学習を支援する。
利用者は、自分の学年や学習進度にあった動画を選び、スマートフォンなどで閲覧することが可能となっており、臨時休校中の自宅学習の補助教材として使うことができる。
なお国語・理科・社会の学習動画は、市進ホールディングスが制作・配信しているもので、数学については、数学検定協会が監修しKJSが開発した動画を提供。また、英語については、学研ホールディングスが運営している、英語学習用の公式アカウントへのリンクを掲載しており、友だち追加をすることで英語学習教材を無料で利用できるようになる。
提供期間については、新型コロナウイルスによる影響が終息するまでを想定しているとのことだ。