Googleは2月5日、Chromeブラウザにおいて8月5日から3種類の動画広告に対してブロック制限をかけると発表した。

1つ目は、動画の前に表示される広告で、最初の5秒以内にスキップできないものプレロール広告および31秒を超える広告。

2つ目は、動画の途中に表示されるミッドロール広告。

3つ目は、再生中の動画上に表示され、動画画面中央の1/3を占める、または動画コンテンツの20%以上をカバーするイメージ広告やテキスト広告。

同社は、2018年より、業界標準に違反する侵入型広告を継続的に表示するWebサイトから広告を削除し始めてきたという。

どの広告がユーザーのウェブ体験に害をもたらすかについての判断は、Googleなどの企業にガイダンスを提供するBetter Ads Standardsに基づいているとのことだ。

そして、今回Better Ads Standardsの開発を担当するグループであるCoalition for Better Adsが、世界中の45,000人の消費者の調査に基づいて、動画コンテンツ中に表示される広告の新たな基準を発表したため、Googleもこれに準じたかたちだ。