ワタミ並びにワタミグループの海外事業統括会社である WATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD(香港)は、中国本土に展開している「和民」全店を撤退することを決定した。
ワタミは2001年11月、和民を香港に出店して以来、海外における外食事業を拡大してきた。
中国本土へは、2005年1月に和民を深圳市に出店、上海市には、2007年4月から店舗展開を進めてきたという。
中国本土において、WATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD が現地法人を通じて上海、深圳、広州、蘇州といった地域で11店舗を展開していた。
現在、海外外食事業は全体で8地域に53店舗を出店している。
今回、閉鎖を決めたのは中国本土で展開している11店舗のうち、「和民」「饗和民」「サーモン伝説和民」といった和民業態の全7店舗。
同社は、新型コロナウイルスによる感染拡大による影響で、店舗休業(出店しているショッピングモール全体)や客数の大幅な減少が長期化する見通しとなったことを受けて今回の決断に至ったとしている。