医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」を運営するAGREEが、受託臨床検査事業のSRLを傘下に持つみらかホールディングス、凸版印刷、DeNAを母体とするデライト・ベンチャーズなど計12者からの第三者割当増資により、総額4.3億円の資金調達を完了したことを発表した。
LEBERとは、医師が症状に合った「近隣の医療機関のMAP表示」や「市販薬の紹介」を行うドクターシェアリングアプリ。症状に合わせた自動問診システムを採用しており、複数アカウントの作成が可能で家族の相談も可能な他、企業への福利厚生や、保育園・高齢者施設への医療相談サービスにも対応可能となっている。
同社は今回の資金調達により、医療機関の外において保険を使用しないサービスを新設・拡充予定。
個人ユーザー向け月額定額サービスの新設や、法人向けAI産業医の開発、自動的に社員のメンタルヘルスや健康を気遣うAI産業医の開発・販売、自治体向けの子育て支援ツールの開発などを予定しているとのことだ。