クーガーとアクトは共同で、ブロックチェーン選挙システム「OMEGA(オメガ)」の開発・運用を開始することを発表した。
ブロックチェーン選挙システム「OMEGA」とは、匿名化(ゼロ知識証明)によって秘密投票の原則を維持しながら、投票結果の透明性を担保し、選挙管理における人手作業の煩雑性を解消することを目的として開発されているシステム。
ブロックチェーン技術を選挙システムに活用することで、集計不正防止や匿名性の確保を期待できるという。
今回の提携は、全国約300の自治体で選挙システムの利用実績を持ち、法律的知見も兼ね備えているアクトと国内外においてブロックチェーン技術を用いたさまざまなプロジェクト実績を持つクーガーが新しい技術を時代にあわせて組み合わせ、社会実装を進める狙いがあるという。
両社は選挙のシステム化によってオペレーションの効率化を実現しながら、ブロックチェーン技術を活用することで情報の改ざんに強い”透明で便利な投票サービス”の実社会への提供に取り組んでいく方針だ。