ドコモと同社のシンガポール現地法人であるドコモアジアは、ヤンマーの提供するIoTを活用した機械の遠隔管理システム「スマートアシスト」を2020年春よりインドに展開すると発表した。

ヤンマーは、同取り組みで法人向けサービス「Globiot(グロビオ)」を活用。同サービスは、IoT製品・サービスのグローバル展開のために、ドコモがグローバル回線やオペレーション、コンサルティングをワンストップで提供するマネージドサービスだ。

インドは、恒常的ローミングが規制される可能性があり、インド国内で使用する通信デバイスの認証取得が必要な国。そのため、IoT機器を使ったサービスをインドで展開する場合、回線手配や現地規制の複雑な対応が必要となる。

ドコモとドコモアジアは、現地の通信環境調査などに関するコンサルティングや最適な現地回線選定と提供のほか、Globiotサービスデスクを用いて運用開始後の回線関連のサポートや障害対応を行う。これにより、スマートアシストの円滑な展開や運用を支援するとしている。