ノウは、白石農園の協力のもと、エディブルインク(食べられるインク)を活用した“脱プラスチック野菜直売所”で、新しい野菜の売り方のアイディア実証実験を開始したことを発表した。
今回、フードペン(フードペンは原材料が、水、グリセリン、エタノール、クエン酸に食用色素が食わられてできたイタリア製の“食べられるインクのペン”)を用いて主に市場に出回らないB品野菜にステンシルの技法で、文字を転写したり、顔のイラストを書いて、包装が無い代わりに手に取ってもらう仕掛けの実験を実施。
昨今、グローバル企業の多くもSDGsへの対応で、2025年までにパッケージリサイクル100%を掲げるなど、世界は今プラスチックフリーへの転換期を迎えており、国内でも、スーパーで並ぶ野菜やその他の食品の過剰包装の問題が取り上げられることもある。
今回の取り組みは、身近なスーパー、全国の直売所でも野菜の劣化を防いだり、まとめ売りするためにビニール袋を利用しているところに意識を向けてもらい、環境意識を高めてもらうことが目的とされている。