コンカーは、DiDiモビリティジャパンとのサービス連携を12月7日より開始したことを発表した。

コンカーでは、ビジネスパーソンの利便性や生産性向上、企業のガバナンス強化を目指す「ビジネスキャッシュレス構想」を掲げ、出張経費・請求書管理といった間接業務におけるキャッシュレス化に取り組んでおり、その一環として、外部サービスとAPI連携し、経費支払・管理に至る一連のプロセスのキャッシュレス化、効率化を実現する「SAP® Concur® App Center」のサービス拡充を推進しているという。

今回、SAP Concur App Centerの新たなサービスとして、DiDiモビリティジャパンが提供するタクシー配車サービス「DiDi」とコンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」との連携サービスを開始したとのことだ。

DiDiとConcur Expenseが連携することで、DiDiのモバイルアプリでキャッシュレス決済されたタクシー代の利用明細と電子領収書は、自動でConcur Expenseに連携され、これにより、経費精算の際にタクシーの乗車区間や金額・日付などを入力する必要がなくなり、経費精算に掛かる時間を大幅に短縮、業務効率化につながるとしている。

コンカー 代表取締役社長 三村真宗氏は、

「今回、ビジネスパーソンの間で広く利用されているDiDiモビリティジャパン様とのサービス連携を通じて、日本のビジネスパーソンを従来の経費精算業務から解放し、本業に集中できる環境づくりをご支援し、ひいては日本企業の成長戦略に貢献できるよう、努力してまいります」

と述べている。