メディカルコンチェルトは2019年10月21日に、「“産業医が欲しい”企業」と「“働きたい”産業医」をつなぐマッチングサービス「産業医シェアリング」を開始したことを発表した。
「産業医シェアリング」概要
採用側である企業と、働きたい産業医が直接つながることができるプラットフォームサービスだ。
従来の医師求人サービスにおける成功報酬型の仲介料(年収に対し20~30%)をなくし、依頼リクエスト承認時に料金が発生する「課金制マッチングシステム」を導入。
1リクエスト承認あたり5万円という低料金で産業医と直接交渉・契約ができ、これまでの産業医人材確保にかかっていた経費を大幅に削減できる可能性があるという。
なお、マッチングに必要な「希望給与」や「業務形態」などのほか、「専門医資格の有無」や過去の経歴など、これまでは見えづらかった医師側の情報を公開。
採用担当者は、公開された医師のプロフィール一覧から、条件に合った産業医を選び、リクエストを送ることができる。
リクエストに対して、医師は「不成立」「交渉」「受諾」の三択から回答、仮に「不成立」であれば、リクエストはキャンセル扱いとなり、料金の発生がない。
またさらに、安全衛生委員会の「議事録」や、「二次健診のお知らせ」など、産業保健関連の文書テンプレートが会員登録後、無料でダウンロード可能。
企業側・産業医側ともに、会員登録後はすべて無料で使用可能とのことだ。