LINE Fukuokaは、九州大学の学生とともに”キャンパス内の不便を解決する”2つのLINE公式アカウントを開発し、9月26日(木)より公開した。

  1. Q大食堂大図鑑LINE公式アカウント:各食堂の混雑具合や今週のメニューがわかるアカウント
  2. まこっちゃん弁当LINE公式アカウント:弁当の事前注文ができるアカウント

今回公開された上記2つのLINE公式アカウントは、同社が九州大学の連携のもと“キャンパス内の不便を解決する”をテーマにおこなったハッカソンで学生と開発。LINEのMessaging APIを利用して開発した、Bot搭載のLINE公式アカウントであるという。

両アカウントとも、9月27日以降、順次キャンパス内で運用開始予定。なお、九州大学の学生と教職員の利用を想定しているため、LINE IDの一般公開は予定していないとのことだ。

同2アカウントは、同社と九州大学の学生が共同で、“キャンパス内の不便”を解決することを目指し開発した、LINE公式アカウントである。開発、運用、改善まで学生が主体と行なうという。

  1. Q大食堂大図鑑LINE公式アカウント:各食堂の混雑具合や今週のメニューがわかるアカウント
  2. 同大学では、広大なキャンパス内に複数食堂があるため、「遠くまで歩いてきたのに、とても混んでいた」「食堂に着く前にメニューを知ることができない(好きなメニューの時に行きたい)」という課題があったという。

    Q大食堂大図鑑LINE公式アカウントでは、食堂の混雑状況が分かる学内で研究中のセンサーと連携し、センサーで受け取った情報をもとに、複数の学生食堂のうち混まない食堂と時間をレコメンド。また、各食堂のメニューを表示させることができるようになるとしている。

  3. まこっちゃん弁当LINE公式アカウント:弁当の事前注文ができるアカウント
  4. 弁当屋「まこっちゃん弁当」では、以前から店主個人のLINEアカウントを使って、簡易的に注文を受け付けていたという。しかし、受付終了時間を徹底できなかったり、申し込みごとに異なる弁当の総数をアナログに集計する必要があったりと煩雑さが課題に。

    そこで、受付中の弁当メニューのみ一覧表示させ、キャンセルも受け付けられるようにするといった機能を開発。

    店舗側は、効率的に用意な弁当種類・個数の見当がつけやすくなり、学生は売り切れによる買い逃しを防ぐことができるとしている。

また、今後はLINE Payなどキャッシュレス決済の導入含め、さらに運用効率化を検討しているとのことだ。