企業における経営・人事課題の解決および、事業・戦略の推進を⽀援するリクルートマネジメントソリューションズが、「成長期の企業の経営者・事業責任者は何に悩むのか」「成長企業が目指す組織の姿」等を明らかにするため、「成長企業における人材・組織マネジメントに関する実態調査」を実施し、結果を取りまとめて公表した。
主な調査結果は以下の通り。
- 組織規模が大きくなるにつれ、「組織成員のうち新卒採用の割合が高い」という回答割合が高い。
- 経営者・事業責任者・人事責任者が直面している「採用」「異動・配置」「評価・報酬」「育成」「代謝」「組織開発」における課題として、約5割が「次世代リーダーが育っていないこと」と回答。
- ティール組織の枠組みを用い、成長企業の経営者・事業責任者の「理想とする組織タイプ」と「現在の組織タイプ」を比較すると、現実と理想、どちらにおいても最も選択率が高かったのは、「一定の階層はあるが、成果を上げた従業員が評価を受け出世することができる組織」。
- 成長企業が導入している人事制度の工夫としては、「育児休暇制度」(67%)、「裁量労働制・フレックス制度」(32.7%)など、働きやすさを高める制度の回答割合が高い。
調査結果
Q:中途採用社員と新卒採用社員のおおよその割合を教えてください。
Q:あなたの組織の人事・組織戦略において、課題と感じているテーマとしてあてはまるものをお選びください。また、特に改善の必要に迫られているとお感じのテーマを3つまでお選びください。
Q:前の設問で選んだ気になっているテーマに対し、具体的に気になっていることをご記入ください。
例)「マネジャーが、メンバーと信頼関係を構築したりメンバーを育成することができず、業務を任せられないため、プレイヤー業務が増え、結果的に更にメンバーとのコミュニケーションが減少するという悪循環に陥っている」など
<コメント 一部抜粋>
Q:現在の組織の特徴として、もっともあてはまると思うものを1つお選びください。
また、現在のあなたの組織の戦略を実践していく上で望ましい組織の特徴として、もっともあてはまる
と思うものを1つお選びください。
※ティール組織の枠組みを用いて組織タイプを比較。
参考:「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」(英治出版, 2018年)
Q:上記質問に関して、「現在のあなたの組織の戦略を実践していく上で望ましい」と思う理由をご自由に
ご記入ください。
Q: あなたの所属企業において、導入している人事施策としてあてはまるものをお選びください。
(いくつでも)
Q:自社の人事制度で、珍しい・工夫していると思うものがありましたら、ご自由にご記入ください。
※調査概要
<参照元>
「成長期の企業の経営者・事業責任者は何に悩むのか?」
リクルートマネジメントソリューションズ