スタディプラスは、日本初となる大学受験生向け電子参考書のサブスクサービス「ポルト」を2019年9月17日より提供開始した。

「ポルト」は、アプリを用い大学受験の主要科目である5教科から17科目の参考書が利用可能な、電子参考書のサブスクサービス。

サービスリリース時点では、出版社12社による参考書30冊を提供。

参考書ごとに進捗率や正答率が分かる学習データの把握も可能で、ユーザーの反復学習を容易にするとしている。

同社によると、政府の調査で高校生の97.5%がスマートフォンを保有していることがわかったとのことだ。また、スマートフォンやタブレットを使い、いつでもどこでも安価に手軽に勉強する「スマ勉」という言葉を生まれ、2019年4月には学習用デジタル教科書を制度化する法令が施行されるなど、行政や教育現場でも教育ICT化が進んでいるという。

このようなスマートフォンの若年層への普及と勉強への利用と、デジタル教科書の法令整備を背景に、日本初となる大学受験生向け電子参考書のサブスクアプリ「ポルト」の開発に至ったとのこと。

今後、同社が提供する学習管理SNS「Studyplus」とも連携予定とし、学習ビッグデータを活用した生徒一人ひとりの学習状況に最適な参考書のレコメンドなども新たに追加していく方針だとしている。