クックパッドは、生鮮食品EC「クックパッドマート」において、2019年9月17日より市場や農産物直売所など8箇所と連携して、各地域の販売者・生産者の商品をまとめて集荷する共同集荷サービスを正式に開始することを発表した。

「共同集荷サービス」概要

共同集荷サービスは、各地域の店舗や施設に設置される生鮮集荷ボックス「マートセルステーション」にて行われる。ユーザーからの注文を受けた出店者が自らマートセルステーション内の冷蔵庫へ商品を納入し、クックパッドマートの配送員がまとめて集荷・配送を行う仕組みだ。

これまで集荷が難しかった取り扱い品目数の少ない小規模な販売者・生産者も、初期費用・固定費用無料でクックパッドマートに出店することが可能になるという。

また同サービスは、2019年7月25日より「川崎市中央卸売市場 北部市場」「向ヶ丘農産物流通組合」にて試験導入を開始、今回「横浜市中央卸売市場」への導入にあわせて、同日にサービスを正式開始。

今後は、「築地場外市場 築地魚河岸」「東京都中央卸売市場 大田市場」「調布のやさい畑 農業直売所」「魚壱」「リンクモア」への導入が予定され、全8箇所からの共同集荷サービスの開始になるという。