LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」にて、グループ機能を拡張した大型新機能「OpenChat」を2019年8月19日に公開したことを発表した。
「OpenChat」概要
「OpenChat」は幅広いコミュニケーションシーンでも便利・快適に利用できる5つの特長を備えている。
- トークルームごとにプロフィールを変更可能
- 管理人制度の導入
- 選べる3つの招待/参加方法
- 参加前のトーク履歴を確認
- 最大5,000人が参加可能
「OpenChat」は参加するトークルームごとにプロフィールの名前と写真を変更できる。今「LINE」で使用しているプロフィールとは別のプロフィールを設定してトークに参加したい場合や、趣味やライフスタイルの共通点についてグループトークをしたいけれど「LINE」で友だちになる程ではない場合に最適。なお、「OpenChat」のプロフィールの登録や更新は、「LINE」に元々登録しているプロフィールに反映されることはない。
「OpenChat」には管理人制度を導入し、トークルーム作成者は管理者となり、NGワードを登録することができるアンチスパムボット機能などを活用しながら健全なトークルームを維持しつつ運営を進めることが可能に。管理者は共同管理者を最大100名まで指名することもできる。
利用目的・用途に合った招待/参加方法を選べるよう、招待/参加方法は誰もが参加可能なトークルーム、管理者が参加を承認するトークルーム、参加コードの入力が必要なトークルームの3種類を設けました。招待/参加方法は途中で設定内容を変更することも可能だ。
グループトークに参加する前のトーク履歴を「OpenChat」では、参加前のトーク履歴を一定期間遡って見ることができる。(テキスト:約180日、画像:約30日前)情報収集にも役立ち、参加前のトークの内容や雰囲気を把握することでスムーズにグループトークを行うことができる。
「OpenChat」は一つのトークルームに最大5,000名が参加可能。グループトークの最大参加人数の500名より、10倍拡大している。
今回提供を開始した「OpenChat」により、共通点を持つ人たち同士だからできる会話や情報交換を楽しんだり、職場や出身校などのオフィシャルな関係や保護者同士などのセミプライベートな関係の人たちと適度な距離感を保ちながらコミュニケーションをとったり、オンラインサロンなどの会員制コミュニティとして使ったり、多数の人が参加する講演中のコミュニケーションツールとして利用したりできるという。