自ら取引を行う個人投資家をサポートすることを目的として、個人投資家向けサービス「COLOMA」の開発・運営を行なうMAZINが、同サービス上でプログラミング不要の株取引アルゴリズム作成ツールをリリースしたことを発表した。
これにより、利用ユーザーはオリジナルの投資アルゴリズムの作成および過去20年分の株価データを使ったアルゴリズムの有効性の検証をプログラミング不要で簡単に行うことが可能になるという。
サービス概要
COLOMAのシステムトレード環境のβ版として株取引アルゴリズムの作成および検証をプログラミング不要で実現できる提供開始されたツール。
「ファンダメンタルズ投資」「クオンツ投資」の2つに大別される株式投資。
しかし、現状「クオンツ投資」を始めるために必須である期待値を計算するためには、金額の高いツールを購入するかプログラミング言語を習得する必要があるのだという。
さらに取引を機械的に繰り返す部分(自動でアルゴリズムにしたがって取引を行う部分)においても、気軽に利用できるツールが存在しないそうだ。
同社は、こうした現状をふまえ、個人投資家が気軽にはじめることができなかった「クオンツ投資」を、多くの人が簡単に始められるように同ツールを開発したとのこと。
既存の他ツールと比較した場合、特徴として以下のような点が挙げられるという。
- プログラミング不要
- 企業業績等のファンダメンタルズ指標を使用したアルゴリズムの作成が可能
- 過去20年分のデータを使用したアルゴリズムの検証が可能
今後は、
- より直感的にアルゴリズムを作成しやすいUIの開発
- 作成したアルゴリズムの売買シグナルを受け取る機能の開発
- 作成したアルゴリズムで自動取引を行う機能の開発
- 外国株対応
等に順次取り組んでいく予定だという。