August Internationalが、プロデュースしてきたマイクロブルワリーの空き稼働を活用したシェアリングにより、オリジナルビールを小規模から開発したい事業者向けの支援事業を8月より開始することを発表した。

小回りの利くマイクロブルワリーの特性を生かし、企業の採用活動や福利厚生で活用するビールの試作、音楽等のイベントなどでの限定販売などに活用頂き、そこでしか味わえないビール体験の創出を目指すという。

マイクロブルワリーとは

マイクロブルワリーとは、大手資本とは異なる独立した職人等が運営する小規模醸造所のこと。こうした醸造施設で生まれたビールがクラフトビールと呼ばれるという。日本では近年のクラフトビール人気の高まりと合わせて、300の醸造所がビールの製造・販売をしている。

15平米の小規模スペースから運用が可能となるため、近年では飲食店やホテルに醸造所を併設するブルワリーレストランが増えており、食事と共にクラフトビールを楽しむことが出来る。

しかしマイクロブルワリーの設置・導入よりもさらに小回りの利くサービスを希望するユーザーの声が頻出したことと、店舗併設型のブルワリーに空き稼働時間が発生してていることから、同社では採用・福利厚生でのテストマーケティング、限定販売など、小回りの利くオリジナルビール開発支援するシェアリングサービスを展開することが決定したという。

事業開始は8月からとなっており、同社親会社であるアウグスビールではオリジナルビールの開発のプロデュース実績もあるため、このノウハウも全面的に活用していくのこと。

また、先行して提携企業と共同でオリジナルボトルやラベルのブランド開発も行っており、その成果を活かして、ユーザーのブランド認知拡大につながるサービスも派生して展開していく予定だという。