学情は、同社が運営する2020年卒学生向け就職情報サイト「あさがくナビ2020」登録会員を対象に、就職活動に関するWEBアンケートを実施し、2019年7月24日に結果を発表した。
調査によると、就活ルール廃止に対して24.3%が「賛成」と回答し、「反対」をわずかに上回ったことが明らかになったという。
24.3%が就活ルール廃止に「賛成」
就活ルールの廃止に関して尋ねてみたところ、「賛成」が24.3%、「反対」が21.5%となり、「どちらともいえない」が54.2%という結果になったという。
以下が各回答の理由となる。
“賛成”
- 「すでにルールが形骸化しており、それならばルールは不要」
- 「学生の意思や企業の形態に応じた多様な就職活動が可能になる」
- 「好きな時に就職活動ができ、はやく就活を終え勉強ができるから」
- 「転職は個人のタイミングや目的でやっていいのに、一回目の就職だけ横並びにする理由がわからない」
“反対”
- 「学業との両立が難しくなる」
- 「就活が長期化しそう」
- 「学業が疎かになり、“大学の就活予備校化”が益々進行してしまうと思う」
- 「目安でも就活時期が決められた方が行動しやすいと思う」
“どちらともいえない”
- 「ルールがあってもなくても変わらない気がする」
- 「通年採用がすぐに浸透するとは思えないから」
- 「ある程度企業が足並みを揃えてくれないと、長期間就活をしなくてはいけない。しかし、足並みを揃えると一定期間だけすごく忙しくなってしまうと思うから」
【調査概要】
●調査内容:就職活動意識調査
●調査期間:2019年6月19日~6月30日
●前年比較データ調査期間:【2019年卒(2018年6月25日~6月30日)】
※レポート内の各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式の回答の合計が100.0%とならない場合があります。
●調査対象:あさがくナビ2020登録会員
●調査方法:Web上でのアンケート
●有効回答数:944件
<参照元>
「2020年卒学生就職活動意識調査レポート」
学情