無印良品を展開する良品計画は、大学キャンパスへの初出店となる「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」を、2019年7月18日(木)にオープンすると発表した。
サービスや企画は、以下のとおりである。
com Studio
知的好奇心をくすぐる素材や書籍を集め、子供から大人までが創造力を育む場を用意。販売している廃材、端材を自由に加工する空間に加え、関連した書籍を揃えた「MUJI BOOKS」のコーナーが設置されているとのことだ。
また、「すぐに作りたい」を叶える道具も完備。「わけのある素材」と「アイデア」に「人」が加わり、手を動かしたり、触れたり、考えたり、つながったりすることを通じて、新しい価値が見出せるとしている。
Open Market
武蔵野美術大学と、自治体や企業、地域との連携で生まれたものを販売するスペースを設置。大学が企画・管理することにより、地域との共創の場として「モノを売る」だけではなく、「コミュニケーションをつくる」きっかけの場を目指すとしている。ここで使用する屋台のデザインは、武蔵野美術大学の学生から募集し、大賞に選ばれたデザインを実際に店頭で使用する予定とのことだ。
Café
Caféスペースでは、美味しく安心安全な4種のDELI、素材そのままの味を大切にした日替わり弁当やサンドイッチなどを用意。キャンパス内の学食としてだけでなく、一般の方でも利用可能だ。講演やワークショップ、公開授業の開催などに利用できる可変性のあるスペースとなっている。
同店舗では、無印良品全体の品揃えから厳選した日用品や食品などを販売。さらに、店内に小商いスペースやイベントスペースなど、授業から生まれたアイデアを実践できる環境を作り、教育・研究機関ならではの新たな試みを通じて、年齢、文化、地域の違いを超えるコミュニケーションを創出し、人と地域が学びを通して共に深化/進化する実践的な社会活動の拠点となることを目指すとしている。