SNS映え観光情報サイト「スナップレイス」を運営するSNAPLACEが、ビジュアルコミュニケーション事業を展開するイメージナビと業務提したと発表した。それを記念して、インスタグラム運用担当者の悩み「フォロワーを増やすにはどうすればよいか」に答える、データ分析から判明した重点4項目を公開した。
その4項目とは、ハッシュタグによる新規リーチ、インスタ映え写真の投稿、フィードの最適化、いいねによるコミュニケーションである。以下でそれぞれの分析を紹介する。
ハッシュタグ数を増やせば増やすほどフォロワー増加につながる
まず、ハッシュタグによる新規リーチについては、投稿ごとのハッシュタグ数の大小によってフォロワー数の伸びの相関が現れ、ハッシュタグ数を増やせば増やすほどフォロワー増加につながることがわかった。
また、同社によるハッシュタグ選定を最適化する前後でのフォロワー数の伸びの比較では、ハッシュタグの内容によってもフォロワー数の伸びの相関が表れていることがわかる。
ハッシュタグはフォローされていないユーザーにアカウントを認知してもらうきっかけとなる。ユーザーがどのようなハッシュタグで検索をしているかを把握し、適切なハッシュタグを付けることが新規フォロワー獲得のポイントになっていることがわかる。
インスタ映え写真の投稿については、スナップレイスでは、SNS映え観光情報サイトを運営しており、そこで分析した大量のSNS投稿データを学習させて構築した、インスタ映えの画像解析・点数化システムを保有している。そのインスタ映え採点システムを使い、インスタ映え度合いの高い画像とそうでない画像を投稿したときのフォロワー数の伸びの違いを見てみると、インスタ映え度合いの高い画像を投稿したときにフォロワーの伸びが、明らかに高くなることがわかった。
インスタグラムは画像を中心としたSNSである。そのため、インスタ映え度合いの高い写真を撮影して投稿することは、フォロワー増加のために非常に重要であることがわかる。
「いいね」が多いほどフォロワー数の伸びが高まる
フィードの最適化については、フィードはプロフィールページを開いた時に並ぶ、直近の投稿写真の並びである。この並びがフォロワー増加に非常に重要な要素であることもわかった。同社によるフィードの最適化をする前後でのフォロワー数の伸びの比較で、フィードの最適化によってフォロワー数の伸びが明らかに違っていることが分かる。
インスタグラムアカウントをフォローするか否かは、フォローするボタンが表示されているプロフィールページの写真の並びに依存する。フォローする価値のあるアカウントであると思われるようなフィードの最適化が重要であることがわかる。
インスタグラムアカウントをフォローするか否かは、フォローするボタンが表示されているプロフィールページの写真の並びに依存する。フォローする価値のあるアカウントであると思われるようなフィードの最適化が重要であることがわかる。
いいねによるコミュニケーションについては、いいねしたアカウントの数とフォロワー数の伸びの相関が明らかに現れました。綺麗な正の相関となっています。
SNSはお互いの投稿に「いいね」をしあうことでコミュニケーションを行うSNSである。そのため、いいねによるSNS上でのコミュニケーションが活発なほどフォロワー数の伸びが高まることがわかる。
なお、いいねではなく、フォローによるコミュニケーションを行ってしまうと、エンゲージメント率は下がってしまうという相関性があった。国内10,000アカウントのフォロー数(フォロワー数ではない)とエンゲージメント率(エンゲージメント数(いいね数+コメント数)/フォロワー数)の分布は上の図のとおり。
※今回分析対象としたデータは、国内合計1万アカウントのフォロワー数、いいね数、コメント数、ハッシュタグ数、およびスナップレイスの調査にご協力いただいたアカウント約10アカウントの試験運用データ(フォロワー数、いいね数、コメント数、ハッシュタグ数、フォロワー数の推移)。フォロワー数の伸びは、該当する投稿が投稿されてから24時間後のフォロワーの伸びを計測している。
<参照元>
「【実験結果公開】インスタグラム運用でフォロワーを増やす重点4項目!データ分析で判明」
スナップレイス・タレント