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AIが商品パッケージを評価、大幅な時間・コスト削減の実現となるか

プラグは、AIを活用した商品パッケージデザインの評価システム「パッケージデザイン好意度評価予測AIサービス」を2019年4月16日から発売する。リサーチせずとも短時間での評価スコアを算出し、数百万円のコストダウンが可能となる。

蓄積された調査結果にもとづくAIシステム

本システムは、同社がこれまで実施した4,100商品、410万人の消費者を対象にしたデザイン調査結果をもとに構築されており、特にビールや飲料、カップ麺の分野において高い予測精度で評価が可能だという。

概要

  • パッケージデザインの好意度を5段階で予測(11カテゴリー)
  • 1企業につき10画像分を無料で分析(用途に合わせたプランを多数用意)

特徴

  • 開発中のパッケージデザインを消費者に見せずに済むので、情報漏えいのリスクがなく機密性が保持できる
  • パッケージデザイン調査前のファーストスクリーニングや、パッケージデザイン調査に予算がかけられない商品にデザイン決定の指標として使用可能

2~3分で評価スコアの算出。数百万円のコストダウンが可能に

通常、ジュースやお菓子など商品パッケージのデザイン開発は、10数案あるデザインのなかから商品開発担当者が3案程度を選び、それらを消費者調査にかけて最終案を選んでいた。

この方法だと、調査前の選択は商品開発担当者の主観でしか判断されず、加えて消費者調査の実施に100~300万円程度、さらに結果がわかるまで2週間~1ヵ月程度の費用と時間がかかる課題があったという。

本システムはパッケージデザインの画像をWEB上にアップロード、カテゴリーを選ぶだけで、消費者がそのパッケージをどの程度好むか、好意度の評価予測値を2~3分で算出できることを特徴としている。

そのため、時間・コストを削減し、客観的な指標に基づいたパッケージデザイン評価が期待できるとのことだ。

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