Keeylsは2019年4月5日、民泊・ホテルの無人チェックインサービス「KS checkin(ケーエスチェックイン)」の提供を2019年3月より提供開始したと発表した。
「KS checkin(ケーエスチェックイン)」は民泊新法(住宅宿泊事業法)・旅館業法で必要とされる宿泊者名簿の情報収集・予約管理・ビデオ通話でリアルタイムでの本人確認が可能になるという。
フロント業務をすべて自動化し、24時間無人で宿泊者名簿作成・本人確認・鍵の受け渡しまでワンストップで行うことができる。
KS checkinの機能は以下のとおり。
- Checkin code(予約番号)発行機能
宿泊者情報と紐づく予約番号をホストの任意の番号で発行でき、ゲストにチェックインの際にタブレット端末に入力することで本人確認を開始できる。 - 宿泊者情報の収集(事前の宿泊者情報入力機能)
事前に宿泊者情報やパスポート写真をアップロードする入力フォームをゲストに送付し、スムーズに宿泊台帳を作成できる。 - 宿泊者台帳作成・ダウンロード機能
ゲストが入力した宿泊者情報・パスポート写真はそのまま宿泊者台帳として使用できるようにダウンロードが可能。 - ビデオ通話機能
ビデオ通話によりリアルタイムで本人確認が可能。(法令上、対面かつリアルタイムでの本人確認が必要とされている。KS checkinはリアルタイムでビデオ通話で対面同等のチェックインを実現) - 鍵のパスワードと連動
24時間自動の鍵受け渡しサービス「KEY STATION」と連携させることで、タブレット上に鍵を取り出すパスワードを本人確認後に表示させることが可能。法令で定められた鍵の受け渡し(宿泊行為開始)前の本人確認を遵守することができる。 - スマートキーと連動
RemoteLOCKなどの各種電子キーサービスに対応しているため、本人確認後の鍵のパスワード発行を可能にし、法令に対応することができる。
ゲストがタブレット端末に入力するだけで本人確認可能
RemoteLOCKなどの各種電子キーサービスに対応しているため、本人確認後の鍵のパスワード発行を可能にし、法令に対応することができる。
次に、宿泊者情報に誤りがないか確認する。誤りがあった場合は「Edit」ボタンで情報を修正する。
そして、コールセンターにテレビ通話でつながり、ゲストに事前に提出してもらった宿泊者情報と照らし合わせ、本人確認をリアルタイムで行う。本人確認完了後に鍵のパスワードが画面に表示される。
24時間遠隔でゲストの本人確認から鍵の受け渡しまでを安全に行うことが可能なため、民泊・ホテルを運営する上での人件費などのコストカット、タイムロス・機会損失を防ぎストレスフリーな運営を実現化させるという。