atsumariは、世界中の人々と楽器をシェアできる新プラットフォーム「個人間楽器シェアリングサービス atsumari」をリリースした。

シェアリング・エコノミー市場の急速な拡大を背景に、atsumariは個人間での楽器のシェアを可能にする。もっと気軽に楽器を使ってみたい人、自宅で眠っている楽器を有効に活用したい人など、利用者・所有者の双方にとって有益なシェアリングが実現する。

眠っている楽器に再び輝きを。利用者・所有者にWin-Winなシステム

「楽器を持ってはいるが、使わずに保管している」人は世の中に数多く存在するものの、楽器をショップに販売するのは現実的に難しく、たとえ販売できたとしても、希望の買取価格に沿わない場合が多い。

一方で、楽器を必要としている人たちがインターネットを利用して購入しようとする場合、「試奏できない」「楽器についての情報が少ない」といった点がネックとなり、購入に抵抗を感じるケースも少なくない。

本サービスは楽器所有者と利用者のさまざまなニーズに応えたものだ。所有者は、楽器を出品することで継続的な収入が得られる。出品される楽器については厳密な審査を行うため、利用者は安心して世界各国の楽器が使える。

音大生や音楽教室の生徒、サークルや部活動で楽器を使用したい人、コンクールなど一定期間だけ特定の楽器を使用したい人、趣味で音楽を楽しみたい人、成長に応じて子どもの楽器をサイズアップさせたい人など、幅広い利用者の要望に応えるとしている。

出品者枠に「楽器職人」。職人と奏者を繋ぐサービス

本サービスでは、出品者枠に「楽器職人」を採用していることも大きな特徴だ。楽器職人は職人会員としてアカウント登録することで、今までになかった新しいつながりを作ることができる。

職人の手により製作された楽器を幅広い人に体験してもらうチャンスが増え、一方利用者にとってはリーズナブルな価格で楽器を購入できるため、楽器の販路拡大にも活用できる仕組みとなっている。

img:Value Press