Sonoligoは、あらゆる音楽イベントを一括管理し、より音楽イベントを身近なものとしてユーザーに提供するプラットフォーム「Sonoligo」を2018年11月15日より公開したと発表した。
Sonoligoは2018年10月に創業した名古屋大学の学生と音大卒のメンバーで構成された「IT×音楽」ベンチャー企業だ。
同社によると、近年国内での音楽ホールの閉鎖が相次いで発生していることが代表されるように、「高級音楽業界」の衰退は大きな問題になっているという。
その問題の原因を探るためにSonoligoは多くの音楽家に直接ヒアリングを行うことにより、その結果以下の2つが原因でると見解している。
- 一般の人々にとってクラシックなどの音楽を聞きに行くこと自体がハードルが高くなってしまっている。
- 音楽家による宣伝が人々に効率的にリーチしていない。
Sonoligoは、この問題を解決するために「音楽家・演奏イベント・演奏場所をユーザーが知り、イベントに行くきっかけを生み出す」SNSサービスを提供する。
「Sonoligo」の4つの機能とは
Sonoligoによるソリューションは以下のような特徴をもっている。
- あらゆる音楽イベントを一括管理できるカレンダー機能
- 音楽家の紹介に特化したプロフィールページ
- 演奏場所の紹介ページの作成
- 演奏イベントを自動でおすすめ
現状存在するSNSでは、タイムラインに一時的に並んでも1日後には、ほかの投稿に埋もれてしまう。
それに対して、Sonoligoが提供するカレンダー機能では一度イベントを投稿するとそのイベントはカレンダーに残り続け、ユーザーによりリーチしやすくなるという。
Sonoligoは「一目で心を惹くプロフィール作成」をコンセプトに音楽家に特化したプロフィール作成を手伝う。
所属歴や受賞歴なども登録することができ、音楽家には便利な名刺となり、ユーザーの方もより音楽家の方を身近に感じることができるようになるという。
音楽イベントに行くときにまず検索するのは「演奏場所」だ。Sonoligoでは「演奏場所をユーザーに身近に感じてもらう」ことを演奏場所専用の紹介ページで可能にしている。
また、演奏場所の写真、SNSのリンク、イベントカレンダーなどがわかりやすくまとめられたページが作成できる。
Sonoligoでは作成された直後にフォロワーに自動的に通知が行くだけでなく、演奏予定日が近づくと再度トップページにて自動的に記載され、フォロワーにイベントが自動的にリーチするという。
また、活動場所に基づきフォロワー以外にもイベントがオススメとして表示される機能により新しいターゲットの開拓もより行いやすくなるとのこと。
img:PR TIMES