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関西初、ホテル内でのAIスピーカーで訪日外国人向け多言語対応サービス開始

大和ハウスグループのコスモスホテルマネジメントとTradFitは2018年11月9日、コスモスイニシアが展開するグループでの中長期滞在需要に対応する都市型アパートメントホテル「APARTMENT HOTEL MIMARU」の「MIMARU東京 赤坂」と「MIMARU京都 新町三条」にAIスピーカーを全客室およびフロントに導入すると発表した。

これは、ホテル内の全客室およびフロントにAIスピーカーを設置し、訪日外国人向けに多言語対応チャットボットと管理画面をシステム連携するサービスである。関西では初の取り組みとなるという。

全客室とフロントにAIスピーカーを設置し多言語に対応

「APARTMENT HOTEL MIMARU」は、キッチンやリビング・ダイニングスペースを備えた、都市型アパートメントホテルだ。

今回、全客室およびフロントにAIスピーカーを設置し、海外の宿泊客からのフロントへの問い合わせに対して多言語で対応できるようにした。

また、TradFitがホテル向けに開発・提供可能なサービスを付加し、AIスピーカーと連携した独自開発のチャットボットサービスを活用することで、さらなる利便性向上と業務オペレーションの効率化を図るとしている。

チャットボットは17言語に現在対応可能

このサービスでは、宿泊客が音声で話しかけた内容に対し、通常はデータベースに蓄積された内容をもとにAIスピーカーが対応する。

返答できない内容もしくは対応できない言語の場合は、ウェブベースのチャットボットよりユーザーの自国の言語で質問内容を入力すれば、自動翻訳され、ホテルスタッフとコミュニケーションをとることが可能になるという。

また、よくある質問や日々のやり取りはAIが学習し続け、回答は日々効率化・自動化される。AIスピーカーは6言語、チャットボットは17言語に現在対応可能となっている。

今後導入予定のサービス内容は以下のとおり。

  • フロントへの問い合わせの自動化/効率化
  • 問い合わせの管理画面への通知
  • 多言語対応チャットボット(TradFit独自開発)
  • 周辺施設への送客レコメンド
  • ニュース/音楽/アラーム設定
  • PMS(宿泊管理システム)連携※
  • 客室間/フロント電話※
  • 客室のIoT化(音声での家電操作)※

 ※11月9日時点で導入していないサービス

img:PR TIMES

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