スマートフォンが普及し、誰もが手軽に撮影できるようになった時代に伴い、世界中の様々な場所で起きている事件・自己・災害など貴重な瞬間に立ち合った瞬間に撮影された動画は、各メディアが提供動画として利用する機会が多くなっている。

「Snapmart」や「Selpy」など、撮影した写真を企業が購入するサービスなどがスタートし、個人が撮影したコンテンツに価値がつく時代となった。
このような背景から、NEXTVISIONは世界中の誰もが投稿することができ、決定的な瞬間を収めた動画をいつでも購入できる動画売買プラットフォームサービス 『videocash β版』 の提供を7月2日より開始する運びとなった。

“決定的瞬間”を売買できる『videocash』

テレビの番組制作を熟知したスタッフが動画や映像を選定するため、世の中にとってニーズのある動画を提供することを可能にした。購入手続き完了後、撮影者へ利用許可を取る手間が省かれ、すぐに利用することができるのが特徴の一つだ。

また、スマホで手軽に動画を検索することができるので、24時間365日いつでも配信が可能になっている。

『videocash』のサービス概要は以下になる。

  • 撮影者が動画を投稿する
  • 運営にて全ての動画を審査し、通過した動画はプラットフォーム上に公開される
  • 会員メディアは公開動画を閲覧し、購入後に利用可能となる
  • 購入した場合、該当動画の撮影者へ利益の一部を報酬として支払われる

このように決定的瞬間の動画を世界中のユーザーが収集し、同サービスを通して配信されることにより、事件や事故の解決がスムーズになることも考えられ、メディア著作権をめぐるWeb上での諸問題に悩まされることもない。

何気ない動画にも価値がつく時代に

最近では、SNSに上げられた関心を集めるコンテンツは、商用目的以外の使用でも批判の的になってしまう事例がみられる。
大手メディアが一般人の撮影した写真や映像を資料として使用するケースもまま見受けられるため、今後も個人が所有するコンテンツが重宝される傾向が強まるだろう。

コンテンツ所有者に利益が入り、かつ著作権問題を考慮しなくて済むため、従来よりも円滑に動画を使用することができる。しかし購入される映像を撮影したいがために起こりうるであろう“無断撮影”や“不法侵入”などの懸念があるがため、ユーザーには最善の配慮を施すよう注意喚起してもらいたいところだ。

img: @Press