生活する上で欠かせない「お金」について、私たちは詳しく勉強する機会があっただろうか。

大学時の専攻で金融を学ぶ機会はあったかもしれないが、実際に生活のなかで役立つ資産運用や貯蓄の方法論など、実は、お金の使い方について勉強することがない人が大半のはずだ。

最近では、「お金」について学ぶこと、つまり金融リテラシーの向上が重要だという話題が上がることが多い。株式会社bookeeは、お金のパーソナルトレーニングサービス「bookee (ブーキー)」の提供を開始した。

3カ月で貯蓄可能な体質へ改善

「bookee」は、「90日間でわたしはお金に強くなる。」をキャッチフレーズに、3カ月で貯蓄可能な体質への改善を目指す、お金のパーソナルトレーニングサービスだ。

具体的には、一人ひとりに専属コンサルタントがつき、徹底的にサポートを行う。トレーニングの初めには、個人のお金の健康状態や浪費のクセを把握する独自ツール「マネードック」と、3カ月後の目標設計を実施する。マネードックによる診断結果をもとに、最適なオリジナルカリキュラムを策定する。

「bookee」の由来となっているのは「book keeping」だという。これは日本語では「帳簿」という意味で、この言葉にのっとり専属コンサルタントとともに、日々の支出を管理するトレーニングを繰り返し行う。そして、支出をコントロールする行動習慣の形成を目指すことが狙いだ。

「bookee」の最大の特徴は、お金のプロが最適なアドバイスをしてくれることだ。これは、対面あるいはオンライン上で行われ、マンツーマンで行われる。

また、同社は総合マネースクール「ファイナンシャルアカデミー」と提携しており、オリジナルのカリキュラムが受けられることができる。これにより、ファイナンシャルアカデミーの16年間累計46万人の実績を活かしたカリキュラムの構築ができ、短期間での支出の体質改善が可能となるという。

さらに、株式会社ウィルPMインターナショナルの行動分析学をもとにしたマネジメント手法「行動科学マネジメント®」を導入することで、より効果的な行動習慣がラクに形成できるのも特徴だ。

サービス開始に先駆け、5月より開始した無料体験会の申込者数は、受付開始1カ月で100名を突破したという。

金融リテラシーニーズが高まるミレニアル世代

冒頭でも述べたように、ミレニアル世代を中心に金融リテラシーニーズが高まっている。ソーシャルレンディング比較サービス「クラウドポート」を運営する株式会社クラウドポートが、20代から40代の男⼥ 361 名を対象に実施した初任給に関するアンケート調査では、初任給の使い道1位が「貯金」となっている。そして、およそ2人に1人が「初任給の一部を資産運用に回しておけば良かった」と回答しているのだ。

初任給を「株などの投資」に使ったと答えた割合は、昨年の調査より上がっている。つまり、新社会人になるタイミングで、資産運用や投資にチャレンジしてみようという人が一定数いるということだ。

また、その資産運用について、選びたい金融商品について質問をしたところ、「リターンが小さくても保全性が高いもの」が約6割と最多だった。これにより、リターンの高さよりも保全性、着実性を重視する人が圧倒的に多い。

この調査からミレニアル世代の金融に対する意識は、「貯金」を優先し、資産運用に興味があるということがわかる。そしてこのような、彼らの望みを実現するためには、資産運用の知識を身に着けること、つまり「金融リテラシー」が必要となるのだ。

「bookee」が再認識させてくれる金融リテラシーの大切さ

お金は人間にとって、必要不可欠なものだ。しかし、そのために身を削るという行為は、ミレニアル世代が目指すものではないようだ。

お金に余裕をもった生活をするためにも、金融リテラシーの向上は欠かせない。「bookee」の登場は、その大切さを改めて私たちに再認識させてくれるのではないだろうか。

img:PR TIMES , bookee