ワールドツーリズム

「観光客数至上主義」では観光地は破壊される。パラオに学ぶ「価値観の共有」に重点置く次世代の観光戦略

観光地を破壊する「観光客数至上主義」 「観光立国」を目指す日本政府。2020年には訪日外国人の数を年間4,000万人に増やしたい考えだ。 政府の目論見どおり、訪日外国人数はこのところ急激な勢いで伸びている。日本政府観光局のデータによると、2011年の訪日外国人数は620万人だったが、それ…

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ハワイ・ワイキキビーチが海に沈む? 持続可能な観光の必要性とモルディブで広がるムーブメント

ハワイが直面する海面上昇問題と世界への示唆 毎年多くの日本人が訪れるハワイ。その代表的な観光名所の1つワイキキビーチが15〜20年後には海に沈むかもしれない。ハワイ気候変動委員会が2017年11月に発表したレポートで明らかにした驚がくの予測だ。 米国ではこのレポートがきっかけとなり、ハワ…

グローバル 

「パスポートなし海外旅行」2020年に実現か? 年間20億人が旅行する時代、空港負担を軽減する一手

最近、国内・国外に関係なく旅行先で必ずといっていいほど見るのが「人混み」だ。 新興諸国の所得水準の高まり、格安航空便の増加、オンライン予約サービスの普及などによって、旅行がこれまでにないほど手軽になっているためだ。またインターネットやスマホ、ソーシャルメディアの普及も大きな要因といえるだろう。…

グローバル 

想像以上に深刻な海洋プラスチック問題、モナコやオランダなど環境先進国が見せる本気

夏の海水浴シーズン、きれいな海を楽しみにいざ砂浜に行ってみるとゴミだらけでがっかりしたという経験はないだろうか。 一説では、毎年800万トンのプラスチックゴミが海に流出していると推計されている。 正確な流出量を測るのはかなり難しいとされており、この数字がどれほど正確なのかは分からないが、…

グローバル 

「旅行・観光競争力ランキング」3回連続で1位を獲得した国とは? 海外旅行の活発化で問題点も

自分が慣れ親しんだ地域・国での不自由ない暮らしも良いけれど、多くの人々はそこを飛び出し、刺激・癒やし・発見などを求めてなじみのない土地へ足を運ぶ。それは、国内の場合もあれば、国外の場合でもあるだろう。 いまや、海外・国外旅行をする人びとの数は世界全体で14億人にも上る(2018年の世界経済フォ…

グローバル 

官民一体で盛り上がるサイクルツーリズムの動き。サイクリストの視点で商機をつかめ

9月末、星野リゾートは、カジュアルホテル「星野リゾート BEB5 土浦」を2020年3月19日にオープンすると発表した。2018年3月に茨城県のJR土浦駅の駅ビル『PLAYatre TSUCHIURA(プレイアトレ土浦)』内に開業する。 同ホテルは、星野リゾートが展開する「BEB」ブランドと…

ビジネス 

お金を払ってゴミ拾い、ヨーロッパで「水路清掃観光ツアー」大人気の理由。海洋国家日本も続くか?

「お金を払ってゴミ拾い」の謎 もしあなたが、「私たちの庭のゴミを拾っていいから、3,000円くれない?」と言われたら、「いやだ」以前にかなり混乱するだろう。私ならとりあえず言い間違いを疑う。 しかし今オランダで、参加費25ユーロ(3,000円弱)の運河のプラスチックゴミを拾う観光ツアーが…

グローバル 

強く、安全で、環境にやさしい。サステナブルな社会を実現するのは次世代 “木造” 建築、先進国カナダの取り組み

「木の家」というと、山のコテージや昔ながらの民家といった、“田舎”“前近代的”というようなイメージがあるかもしれない。 しかしカナダでは今、大都市に木造の高層タワーが続々と出現し始めている。安全性が高く、都会的なデザイン。しかも、安く、速く、温室効果ガスの排出が低い、サステナビリティを考慮した…

グローバル 

「最悪(Worst)ツアー」に「醜い(Ugly)ツアー」、観光公害問題やニーズの変化に応える新たな取り組み

「オーバーツーリズム」ってこんな感じ? 考えてもみて欲しい。あなたがお友達を自宅に招いたら、「なんて素敵なおうちなの」と感激してくれた。これは嬉しいだろう。しかしうわさが広がり、来客が連日になり、人数は数千人に膨れ上がり、家の汚れと騒音で普通の生活もままならなくなり、「人気だから」と家賃もどんどん…

グローバル 

なぜ、500キロ以上を走破する過酷なツアーが人気沸騰? 観光新市場「サイクリング・バケーション」とは

通勤や通学で利用することが多い自転車だが、旅行先でメインの移動手段として利用することはほとんどないかもしれない。バスやタクシーで移動することが多いはずだ。 一方、環境意識や健康意識の高まりを背景に、欧米を中心として自転車ライドを目的とした旅行/バケーションスタイルが登場、新たな観光市場として注…

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アジアの巨大マーケットに迫る、イスラエルの観光戦略

2018年8月、中国人観光客数が前年同月比の30%増を記録したイスラエル。2018年の前半6カ月、前年同期比11%減となった数値からの大復活を遂げた形だ。 イスラエルは、ヨルダンやシリア、レバノンと国境を接する中東にある。もともとパレスチナ人が居住していた地域にユダヤ人が入植し、戦争を繰り返し…

グローバル 

中国の観光戦略、意外な促進のカギは「ランニング」〜急増するトレイルラン・レース

少し前、日本ではランニングを行う人が大幅に増え「ランニングブーム」が起こった。 笹川スポーツ財団の調査によると、2002年の日本のランニング人口は483万人だったが2012年に1,009万人と10年で2倍以上に増加したのだ。しかし、2014年は986万人、2016年は893万人と2012年をピ…

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