サステナブル・ワールド

SDGs達成のカギになるか?「海水農業」の可能性に迫る

今、農業が危機に瀕している。温暖化に起因する異常気象により、世界各地で干ばつや洪水などの災害が発生し、農業への被害が深刻化。2050年には世界人口が90億人を超え、食料需要量が2010年比で70%も増加すると言われている中での危機的状況だ。 農業にとって有害な海水を活用するという逆転の発想 …

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行動する「Z世代」のグローバルトレンド形成力とエコブランディングを急ぐグローバル企業

1990年代半ばから2010年の間に生まれた層「Z世代」。2020年時点では10〜25歳がその範疇に入る。 5〜10年後に消費・経済活動の要となる世代といえるが、企業が同世代を魅了するには、これまでにないブランディングや取り組みを実施することが求められそうだ。 特にZ世代は気候変動やプラスチック…

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「脱プラ・インフルエンサー」が環境問題意識の高まりで台頭、フォロワー数は十万〜100万人以上

海洋プラスチック問題への関心の高まりにともない、テレビや雑誌など最近国内メディアでは「脱プラ」や「プラなし」をテーマにした記事や番組が増えている印象だ。普段の生活の中でプラスチック利用をどう減らすのか、実践者たちのさまざまなアイデアが紹介されている。 一方、海外においてこのような「脱プラ」の動きを…

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「世界一の航空会社」に学ぶ、サステナビリティへの努力。「食べられる」カップも

世界の航空会社を評価する、オーストラリアのウェブサイト、AirlineRatings.comが、世界の旅客航空会社の中のトップを選ぶ、「エアライン・エクセレンス・アワード」の審査を行い、2019年11月、その頂点、「エアライン・オブ・ザ・イヤー2020」を発表した。 今回受賞したのは、ニュージーラ…

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「スロー・トラベル」の台頭、環境意識の高まりで見直される鉄道の旅

スウェーデン人の環境意識の高まり 北極圏や北欧と聞くと寒いイメージがある。実際、気温は低い地帯であるが、2018年夏に欧州で猛威を奮った熱波の影響は免れることができなかった。同年スウェーデンでは、熱波に加え降雨量が極端に落ちたため、至るところで山火事が発生、その数は60カ所以上に上ったといわれ…

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「クルーズ汚染」が世界中で議論白熱、仏・カンヌは汚染クルーズ船を禁止へ

2019年には3,000万人に到達か、拡大する世界のクルーズ旅行市場 海外旅行といえば空の旅が一般的だが、このところクルーズ船による船旅を楽しみたいという需要も増えているようだ。 2017年の世界のクルーズ旅行者数は約2,600万人。2011〜2016年の5年間でおよそ20%増加している…

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SDGs達成の先導役へ、イケアの「自分でやる」を追求した再生可能エネルギー戦略

国連サミットで定められたSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、世界各国の企業で環境配慮への取り組みが加速している。中でもイケア、H&M、ソニー、コカ・コーラをはじめとする約400の大企業は、SDGs達成へ先導的役割を果たすことをコミットし、行動計画を発表している。 世界最大の家具チェー…

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